こんにちは、カナダのバンクーバー在住3年目のNamiです。今回は私の経歴と渡航に関してと、社会人留学って本当にいいのかを、語学学校のアドバイザー経験から書いていってみようと思います。(日本語の後に英語でブログを書いてます)
正直、社会人留学をすることが良かったか悪かったかは、その人による、かもしれません。が、私は全く後悔していないし、新しい夢が見つかったので、留学して良かったと思ってますし、周りで後悔している人はいないです。
経歴について ¥
新卒から丸4年間、IT業界で通信事業者向けの営業を担当していました。Business to Businessの営業だったため、誰もが知ってる大企業向けに提案活動をしていました。動くお金も大きいし、社会への貢献という意味でもやりがいもすごくあったんですけど、大企業あるあるの全体でなく一部しかできないことと、やりたかったプロジェクトから組織変更のために外れないといけなくなったことで、上層部に不信感を抱き、まあ辞めるかと決心して、辞めるなら海外でも行こうと思い、カナダ・バンクーバーに来ることにしました。
留学するにあたって(事前準備:プラン決め)
留学するかと決めて留学エージェントにてカウンセリングを受けてから、実際に渡航するまでは約1年かかりました。1年位前から検討しないと、仕事の辞めるタイミングやその他渡航までに準備しないといけないこととか、かなりギリギリだと思います。ちなみに1年前でもギリギリでした。笑
大学生の時に夏休みに短期留学をしたことがあったので、少しエージェントに関して知識はあった方ですが、それでもたくさん資料請求して、いろんな人に会ってエージェント選びはしっかりしました。エージェントによっては仲介手数料無料で、やってくれるところがありますが、サポートはやっぱりイマイチというのもあります。留学するって安いことではないので、自分が信じられるなと思う人にお願いするのが私は一番だと思います。まあ、私はお金に釣られて一番安いところにしましたけどね。
どこの国に行くか、とか、ワーホリで行くかとかはエージェント選びができてからでいいと思います。私はもともとワーホリで行くのではなく、何か学んで働きたいと思っていたので、Co-op留学一択でカナダに絞って選んでいましたが、やはりエージェントはプロなので色々方法を教えてくれます。ただ、永住権などを目指す場合は移民コンサルタントに一度は相談するほうがいいです。エージェントによっては資格を持っていない人もいるので、曖昧な知識の受け売りをされる可能性があることを心に留めておくといいと思います。
留学するにあたって(事前準備:日本の生活の整理)
留学すると決めて始めたのは身の回りの整理ですね。例えば以下の通り。
- 仕事の退職準備(退職の仕方や必要書類の準備)
- 住民票や免許など書類手続き
- 病院検査等
- 携帯電話の契約見直し
- クレジットカードやサブスクリプション類の見直し
細かいことは別途記載予定ですが、3ヶ月以上海外に滞在する予定の人は在留届もだしておきましょ。私はすっかり忘れていて、日本の運転免許証をBCライセンスに書き換える際に大使館の人に指摘されて急いで出したよ。。
それと、必ず英語の勉強は多少はすること。ちなみに、渡航前はTOEIC650程でしたが、海外旅行に困らない程度の英会話はできた口です。
渡航後
とにかく引きこもりをせずに外に出て楽しむことがコツ!とどの留学ブログも言っていますが、正直そんなの難しと思います。とにかく私は毎日学校の課題に追われて時差ぼけも抜けないし、周りが若くてついていけないみたいな感じで最初の2週間ほどは過ごしてました。ここについてもちゃんと書きますね。
Co-op開始後とインターンシップまで
約3ヶ月の語学学校を経て、やっと始まったCo-opは正直楽勝でした。社会人として身を持って学んできたなんとなく知ってる内容をもっと概念的に、名前をつけて英語で学んでいく、そんな感じでした。よっぽどCo-opが始まる前の語学学校の方が大変だったくらい。笑
私は合計8ヶ月のカスタマーサービスコース(4ヶ月座学+4ヶ月インターン)を受講していました。スケジュール感は以下。
2021年11月 座学開始
2022年3月 休暇
2022年4月 インターンシップ開始
座学が開始した時点で、カナダではFull-time学生となるため、インターンシップが始まっていなくても週20時間までの労働が可能となります。なので、多くの学生がここで働き始めていましたね。ほとんどがこの期間に始めた仕事場でそのままインターンをする学生が私のコースでは多い印象でした。私はまだ遊びたかったのと、カフェやレストラン等で働くことに興味がなかったので、フラフラと時間をすごしていました。
1月末くらいから流石に仕事を探すかと思い、はじめた矢先、知人の紹介で現在の求人を知り、そのあととんとん拍子で2月上旬には今の仕事が決まって、2月末から現在の語学学校で仕事を始めたという経緯になります。就活についても別途載せますね。
インターンシップについて
ラッキーなことに、私の前任者もCo-op学生でインターンをしていたこともあり、マネージャーの理解がすごくあったので、とにかく書類のやり取りや報告書等までとてもやりやすかったです。私の学校では2週に一回のレポート等結構厳しく管理はされて、雇用者評価などもありましたが、マネージャーがとても強力的でとても助かったところでもあります。
現在と社会人留学についての感想
そして現在まで、すごくいい職場、楽しい職場に出会えて、ここでもう少し修行したいと思い、ワーホリのビザおよびヤングプロフェッショナルビザを取得し働き続けている、という経緯になります。
社会人を経験したことある人からすると、コースにもよりますが、Co-op座学の内容はかなり基礎的で知っていることばかりだなと思うと思います。ただ、なんとなく概念としてわかっていたことをもっと具体的に言葉にして、それも英語で勉強していくので、とても興味深いのも事実です。個人的には、カナダの職場に関することやレジュメの書き方などを一つの授業として学べたのは大きいですね。
ただ、合法的に働ける、インターンシップができるのはCo-op留学の最大の魅力です。だって、年齢のせいでワーホリできなくても働けるんですよ!しかも有給※で!
※バンクーバーのあるBC州は州法で有給でないといけないと決まっていますが、トロントのあるオンタリオ州は無給インターンを認めているため、一概にはいえないことをご了承ください。
この経験を将来、例えば日本で、例えばまた違う国で、生きていくため、働いていくために使うことができるので、Co-opでの社会人留学はアリな選択だと思います。
語学学校のアドバイザーをしていて、いろんな国の”大人”たちが仕事をしながらとか、お休みをとりながらとか、留学をしているのを目の当たりにすると、とても刺激になるし私も頑張ろうって気持ちになります。夢ややってみたいことがあるのなら年齢を理由に諦めず、追いかけるのがカッコイイ大人になる秘訣かも、と思うこの頃でした。